動噴とは、動力噴霧器の略でウチでは除草剤や野菜に虫が来ないように噴射する為の機械のことです。
正式にはこちらをご参照ください。
Wikipediaより引用
動力噴霧器(どうりょくふんむき)は、液体の農薬を散布する機械で、ガソリンや電気などの動力を用いる点で手動式と異なり、農業機械としてはプロ用であったが、最近はホームセンターでも販売されている。 一般に「動噴(どうふん)」と呼ばれて
エンジン式動噴
エンジン式は、混合燃料を使用して圧を掛けて散布します。機械自体も効果で4~5万円になります。ウチでは消毒の仕事を請け負って居たので2台程エンジン式の動噴機があります。タンクも100㍑から500㍑程度のタンクに消毒剤を入れて散布していました。
利用方法:エンジン式動噴
エンジン式の動噴では、大型のタンクを積んで作業を行うので、軽トラックの荷台に積載します。また、ホースも100㍍ぐらいのものを使用します。作業員は2名程度で行い、1人は散布し、もう1人はホースの取り回しやエンジンの圧の調整や散布者の手元を実施します。動噴機器から離れれば離れるほどホースの重さを感じて散布者が、一人で取り回しを行うのが困難になってきます。曲がり角などにホースが擦れると、とても負荷がかかったり、石に引っかかったりと2名体制で行うのがとてもスムーズです。ホースの取り回しは、遠距離になればなるほど大変で巻き取るのに手動でやるとぐちゃぐちゃになって次に使うときにとても大変です。そこで自動巻き取りき(エンジンタイプ)があります。これは、自動でローラーに綺麗に巻き取ってくれます。商品はこちらです。
こちらも、軽トラの荷台に乗せて作業をします。
リュック式動噴(手動動噴機)
これは、リュックタイプで背中に背負って散布します。安価で数千円から手に入ります。また、タンクの容量も25㍑程度からありますが、もちろん背中に背負うので消毒剤のタンクが大きくなればなるほど作業が辛いです。これは、自宅の草花や家庭菜園などで小規模の際に利用しています。主におばあちゃんが利用しています。
利用方法:リュック式動噴
背中のタンクに水を入れ、消毒剤を希釈させます。右手に散布ノズル。左手に圧力バーを上下に動かしながら散布します。散布したい場所まで自分の足で歩きながら散布します。作業者は1人です。メリットは小回りがきくことと、少量の散布剤(消毒剤、除草剤)で行うことが出来ます。
使用場所について:除草剤
田んぼの周りに散布します。
消毒剤の配合について
主に住宅の木々や小中学校などで消毒をしていました。例えば500㍑のタンクに水を溜めて消毒剤を希釈させます。通常はこれでいいのですが、木々から消毒剤が落ちてこないようにマジックリンを混ぜたりしていました。散布した消毒剤が木々について効果を持続させる効果があります。
グリホサートエース
グリホサート(除草剤)とは
グリホサートとは除草剤の成分のことです。
コトバンクより引用
ほとんどの植物に非選択的に作用するが、動物には毒性を示さないとされる。 また、土壌に達すると微生物によって分解されるため、安全性が高いとされる。 グリホサートに耐性をもつ遺伝子組み換え作物が開発され、農地の除草にも使用されている。 除草剤ラウンドアップの主な有効成分。
除草剤散布の注意点
とても強い薬剤を使用していますので、装備は万全にマスク、ゴム手袋、メガネ、帽子は必要です。散布中も風の影響で多く体に散布されてしまいます。終わった後もしっかりと手洗いうがいをする必要があります。