今回はネギの白い部分(茎)が土から出てきてしまったので土寄せを実施します。茎の部分の長さは、出荷時に30cm以上にします。夏場の出荷時には25cm以上を目安に栽培します。
現在のネギの状況
白い茎の部分が、丸見えですね。この状態では、ネギの茎(白い部分)が伸びません。白い部分は、土の中にうまっていればいるほど伸びます。緑の葉になるので土寄せをして、葉の部分です。
白い茎部分が丸見えです
土寄せは鍬を使用します
道具はこちらの鍬です。鍬は、畝作りでも使用しましたが、要領は同じで土寄せにも使用する道具です。
手入れのしていない鍬
鍬の刃先に泥がこびり付いています。前回使用した人が掃除をしないまま、放置されたままです。これでは、楽に土寄せをする際にうまく土をさくることが出来ません。刃先について泥を取り除き、できれば砥石で研いできれいにしてあげましょう。
*”さくる”とは、土を掘り起こす意味のコトバです。
土寄せ済みの全体像
鍬で土寄せをします
土を寄せるのですが、ネギの両サイドから白い根の部分が見えない程度に土を持っていきます。だいたい30cmぐらい
ちかくでみるとこんな感じでしっかりと白い根の茎部分が見えなくなりました。
葉(緑部分)とネギの茎(白い部分)の境が薄緑色となり商品価値が下がります。