今回は、親戚のあばさん(80歳オーバー)に株ネギを頂いたので、このネギを植えて行きます。
株ネギ(増えるネギ)
株ネギとは
相模原市で栽培されているネギの品種。 原種維持を神奈川県農業技術センター北相地区事務所でおこなっている。
wikiより引用
1本から2,3本に増えて育つネギのことで、長ネギなどと比べると細く薬味に最適な食材です。
左側が長ネギで、右側が今回の株ねぎ(増えるネギ)です。株ネギ(ふえるねぎ)は根っこで分裂して増えていくので土から顔を出すと密集しています。
増えるネギの苗
今回頂いた増えるネギの苗はこちらです。
苗作りを行います
まず紐を直線に伸ばして土に埋めます。ここで曲がっていると畝も曲がってしまうのでしっかりと直線で支柱を土に埋め込みます。
鍬を使って土を掘り起こします
1回目はロープに沿って鍬で1堀して直線を作ります。
2回目はロープを外して、30cmほど深くほって、畝を作ります。
鍬を使って土を掘り、畝を作る為に土を横に持っていくのですが、一定のリズムで行います。80歳過ぎのおばあちゃんがとっても上手で一定のリズムで一定の深さに掘って畝を作っていきます。もう、身体に染み付いた作業なので初心者の私にはまだまだでした。下の画像は、2回目の30cmほど掘っている画像で、リズムよく作業をしていて無駄のない動作で作業をしている80歳のおばあちゃんです。
こちらが畝を作り終わった状態です。
増えるネギ(株ネギ)を植えていきます
畝にもたれかかるように、ネギを置いていきます。ネギの苗は3本程度を1セットで置いて根っこ部分に土を被せます。とりあえずネギが動かないようにしておきます。
藁を被せていきます
この藁は、先日収穫した稲刈りで出たわらです。この藁(わら)入れて土で被せます。このまま、土に埋めて置くことで堆肥土になり、ネギの成長を促進させる役目があります。
鍬で土を被せます。藁が見えなくなるぐらいまで土を被せていきます。
土をかぶせ終わった状態がこちらです
植え終わって1週間後に、肥料を巻きたいと思います。
今回は、80歳の先輩にいろいろとレクチャーを受けながら株ネギの植え付けを勉強させていただきました。畝作りでの鍬の使い方やリズミカルに一定の動作には、経験値が高くとても驚かされました。いつもなら、耕運機といる機械で一気に畝を作りますが、この鍬を使用して手動での作業がとてもいい経験で、おばあさんより、鍬は1万円程度の良いものを「農協」で購入するのが良いとのことでした。