田んぼの広さを表す単位って一般の人にはあまり馴染みがないと思いますのでご紹介します。米作りで大規模な収穫をされている農家さんは町(ちょう)という単位で田んぼサイズをあらわしています。小さい頃おじいちゃんや親の話を聞いていてもちんぷんかんぷんでした。学校でもcmや立方メートルなどのサイズは算数や数学の授業で習いますが、田んぼサイズってやっぱり一般の人からすると馴染みがないと思います。
農家の人たちと田んぼのサイズについて会話する時にこんな単位が出てきます。
田んぼサイズ
- 1歩(ぶ)
- 1畝(せ)
- 1反(たん)
- 1町(ちょう)
歩(ぶ)
33㎡
約9坪
このサイズでのお米づくりはトラクターでは小回りが出来なくなるので、手押しの耕運機でやるところが多いでしょう
畝(せ)
99㎡
30坪
反(たん)
990㎡
300坪
このサイズになると、トラクターやコンバインなど大型農機具を使用してやらないととっても大変です。ウチの田んぼはこのサイズの田んぼが多いです。このサイズで田植えを手植えなどしていた昔を考えるとゾッとします。
町(ちょう)
9900㎡
約:2994坪
ざっくりと言うと1辺が100mです。
東京ドームは
ちなみによく大規模な面積について比較されるのが、東京ドームです。東京ドームのサイズはこちらです。
1町の半分程度ですね
wikiより引用
面積の基準としてよく使われているのは建築面積で、46,755平方メートルです。
坪数は「375100 坪」
農家さんはこの単位が頭に入っていて、田植えの際に必要となる苗箱の必要個数などがすぐに出てきます。毎年お米作りする際に、田んぼのサイズ毎に稲苗の数を出していますが、毎年忘れます。昔の人達は頭にサイズと稲苗の数が入っていましたが、専業でお米作りをしていないので、どこかクラウドに記録して田植えの時期になったら検索して情報を引き出していきたいものです。