実るほど頭を垂れる稲穂かな

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稲刈りはほんとに大変です。兼業農家はつらいよ2021年

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彼岸花が咲き、2021年の稲刈り時期です。今年は子どもが生まれたので最初から稲刈りが出来なかったので、兄が1人でから籾摺りまで行っていいてとても心苦しかったのですが、稲刈り最終の3日間だけお手伝い出来ました。

こちらは、稲刈り最後の田んぼで全体の8割の稲が倒れてしまい、コンバインの設定も立ち上げ高速機能を使っています。これは、倒れてしまった稲を引き起こす機能で、通常の状態で刈り取っていくとコンバインが詰まり途中で止まってしまうのを回避してくれます。

「高速」引起こし変速は、前部分にあります。

稲刈りの1番難しいのは初めの外周刈りだと感じます(兼業なので考えが偏っていますので、あまり鵜呑みにしないでください)

今年も、多くの鷺がコオロギやバッタを探しに来ています。コンバインが稲を刈ると稲の下で息を潜めて生活してるバッタやコオロギが無防備の状態になります。また、コンバインの騒音で飛び立ってくるところを、鷺が狙っているんです。 鷺はほんとに賢いんです、数十キロ離れた鷺コロニーからこの田圃の稲刈りをリサーチして、毎年必ずくるんです。しかも、この周辺の田んぼでの稲刈りはほぼ終わっていて、この日稲刈りをしていたのは、我が家ぐらいで周りには、一切コンバインで稲刈りをしている農家さんが居ないんです。 

そんな稲刈りを察知して、餌を取りに来るなんてすごいですよね。

さぁ外周はほんと大変なんです。田んぼの際を刈り取るので、給水用のパイプや土を削らないかや稲を無駄に倒さないかなど、外周は、ほぼ低速で回っています。

角は、より慎重に曲がり、2~3回ほど斜めに刈り取りコンバインが90度回転出来る程度のスペースを確保して角を処理します。

グレンタンクから軽トラに排出します。コンバイン満タンで640Lぐらいです。軽トラには2回分を入れることができます。

軽トラックへの排出するノズルのことを、「オーガ」といいます。UFOキャッチャーのように、上下左右に動かして軽トラの荷台に合うように操作します。オーガクラッチを「入」にすると排出されます。

こちらは、コンバイン内部でここに稲が格納されます。画像は軽トラに排出した状態です。底に送料の稲が残っていますね。

籾摺機動画

こちらは、籾摺りで出たあらぬか(粗糠)を排出している塩ビ管です。20パイ程度です。排出先は稲刈りが終わった田んぼに排出しています。

特にブロワーを付けているわけではないのですが、結構飛びます。

ここにたまった、粗糠(あらぬか)は近所で畑をやっている方々使用しています。野菜作りの肥料の時に利用しています。

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