倒伏(とうふく)した稲刈りをスムーズに行うには、コンバインの性能で楽に稲刈りが出来ることをご存知ですか?
202年の稲はほぼ倒伏(とうふく)倒れた稲になってしまいとても通常の稲刈りができません。すぐにコンバインに詰まってしまい、立ち往生しコンバインのメンテナンスが必要になるでしょう
コンバインのある機能を使えばこの倒伏した稲をスムーズに刈ることができ、途中で詰まることがなくなります。(2020年度は1度もコンバインがつまらずに稲刈りすることができました)
設定する箇所は、2箇所
- 低速副変速にする
- 高速立ち上げ機能をオンにする
低速の隣に「副変速」があります。ここにギアを合わせます。このギアは、走行スピードは遅くなりますが、刈り取り引き上げのスピードがあがった状態で刈り込みが実行されます。
倒伏した稲をスピーディに刈り込み、立ち上げて取り込みます。走行スピードが低速なので、必要以上に稲の量を増やすことなく脱穀機に取り込むことができます。
引起し変速、「高速」にします。これは、倒伏(とうふく)した稲を素早く引き起して脱穀機に流し込むことができます。倒伏した稲がコンバイン全面に溜まってしまう状態を軽減してくれます。
この2つのセッティングをすることで、倒伏(とうふく)した稲がスムーズにコンバインに取り込まれていき、コンバインにて詰まることなくスムーズに作業がすすみます。
今年も白鷺(しらさぎ)が稲の間から出てくる「かえる」や「イナゴ」を狙って飛んできました。越谷市を流れる中川のほとりにある、シラサギが生息しているのでそこから来ているのでしょう。
乾燥機より籾摺りが終わったお米は専用の冷蔵庫に保管してます。
前面に45体(たい)背面に63体(たい)と合計108体(たい)を湿度温度管理して保管しています。ネズミ対策にも効果的です。この大きさで数百万円かかっています。
この冷蔵庫に保管しきれなかったお米は昔ながらの倉庫に格納しています。ネズミや湿度温度対策がとれないのでとても厳しい環境に置かれています。
こちらは、籾摺り機より排出される塩ビです。ウチでは田んぼに排出しているので近所の方々が粗ぬかをとって野菜作りに使用しています。ただ、全部きれいに持って行ってもらえないので後で整地してからトラクターで荒起こしを(年末12月ごろ)行います。